P緋弾のアリアⅢのスペック解説、新台アリアがまたまた変則スペックでおもしろそう【1種2種複合】
アリアといえば俺、俺といえばアリアと言っても過言ではない(過言ではある)ほどまでにアリアシリーズを愛している自分にとって、アリアⅢは
すごい楽すぃみぃ~~
てな感じで、アリアⅢが5月20日から導入予定とのことで今から導入が待ちきれないですが、公式からPVや演出動画も発表され、そのスペックも明らかになってきました。
今回もなかなか攻めたスペックですね。
こういうFUJIの新しいことに挑戦する姿勢は好きですよ。
では、早速どんなスペックかみていきましょう。
(ヒステリアラッシュのしくみが知りたいだけって方は目次から飛んでください)
機種概要
台の名称 | |
---|---|
メーカー | 藤商事 |
仕様 | 1種2種複合機 |
設定 | 2段階(1or6) |
今回はJFJブランドではなく、本体の藤商事から発売ということですね。
最近流行りの1種2種混合機…ではなく複合機です(後ほど解説します)
導入日
導入日 | 2019年5月20日 |
---|---|
導入台数 | 約12,000台 |
導入台数はアリアAAと同じ12,000台、ほとんどのホールで見かけることになるとは思います。
スペック・ラウンド振り分け
設定別の大当り確率 | |
---|---|
設定1 | 1/319 → 1/1.58 |
設定6 | 1/254 → 1/1.58 |
RUSHの詳細 | |
---|---|
突入率 | 約64.2% |
継続率 | 約63% |
ボーナス確率 | 1/1.58 |
小当り確率 | 1/1.006 |
獲得数 | 平均…約2110個 最大…約5100個 |
賞玉数 |
---|
4&2&3&5&11 |
これだけ見ると「ん?」という感じ。
RUSH突入率、継続率ともに辛めで見るからに厳しそう。
ラウンド振り分け
ヘソ入賞時 | |||
---|---|---|---|
ラウンド | 電サポ | 払出 | 振り分け |
4R時短 | 100回 | 340個 | 64.2% |
4R通常 | 無し | 340個 | 35.8% |
電チュー入賞時 (設定1) |
|||
---|---|---|---|
ラウンド | 電サポ | 払出 | 振り分け |
4R(図柄直撃) | 100回 | 340個 | 0.5% |
4R(V大当り) | 100回 | 340個 | 99.5% |
電チュー入賞時 (設定6) |
|||
---|---|---|---|
ラウンド | 電サポ | 払出 | 振り分け |
4R(図柄直撃) | 100回 | 340個 | 0.6% |
4R(V大当り) | 100回 | 340個 | 99.4% |
ラウンド振り分けも全て4Rと1/319の65%継続台でそりゃないぜというのが第一印象かとは思います。
しかし、中身がわかれば「なるほど、なかなか面白いスペック」となると思います。
スペック解説
●通常
通常はスペック表通り。
設定1で1/319、設定6で1/254を当てれば4Rの大当たりとなり、
64.2%で時短付のヒステリアラッシュ突入となる。
なので、35.8%の4R通常を引いてしまうと340個の出玉と共に通常へ放り出される。
これは「アリアAAの1000発で通常へ」よりも精神的にきついのでここが受容されるかどうかが最大の難点となる。
●RUSH突入後
RUSH突入後は2段構えの構成。
第1段目:ヒステリアラッシュ
特図1(ヘソ)変動中に特図2(電チュー)で何回ボーナスに当選できるかというゲーム性。
第2段目:かなめバトル
特図2(電チュー)の残保留で引き戻せるか!?という継続ジャッジゾーン。
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ヒステリアラッシュの解説
ラッシュがはじまると、特図2の変動とともに特図1の変動も開始するが、消化時間に差が設けられていて
各々の変動時間は
特図1=155秒~525秒
特図2=約37秒
この変動時間をそれぞれ
特図1の変動時間=ヒステリアラッシュの継続時間
特図2=ボーナス抽選を受けられる保留の変動時間
と、捉えると。。。
時間別の最大抽選回数は下記のようになる。
時間 | 最大抽選回数 | 割合 |
155秒 | 5回 | 43% |
229秒 | 7回 | 12% |
266秒 | 8回 | 3% |
303秒 | 9回 | 3% |
377秒 | 11回 | 2% |
451秒 | 13回 | 2% |
525秒 | 15回 | 35% |
特図2のボーナス当選確率は1/1.6なので、ここに記載した回数分この抽選が受けられると思ってもらうとわかりやすいと思う。
1/1.6に当選すると、特図1の変動は止まり(タイマーの時間が停止)V入賞でボーナスがはじまる。
ボーナス終了後は、ヒステリアラッシュに戻り、再び1/1.6の抽選を受ける。
これを特図1の変動が終了するまで繰り返すこととなる。
図に表すと、わかりにくいがこのような感じになる。
特図1の変動中と書かれた区間の間に特図2の1/1.6でボーナス抽選を繰り返し受けることができる。
出玉としては、340発の大当たりを重ねて出玉感を創出する形となる。
ヒステリアラッシュ最大獲得数5,100個!!!
とデカデカと書かれていた数値は特図2の1/1.6を15回連続当てた場合(340個×15)の数値である。
1/1.6を15回連続で引く確率は約1/1153
RUSHに入れて、35%の振り分けを引いた中の1153回に1回起こり得る数値であって数値で見るだけでもめったに引けるものではないことがわかる。
が、平均獲得2,100発でこれが63%ループするのであれば
RUSH突入時の期待出玉は約6,000発
北斗無双の出玉にもヒケを取らないレベルだっ!!!
と、そんな机上の夢物語を語ったところで、
ここまでがヒステリアラッシュの性能解説となる。
かなめバトルの解説
ヒステリアラッシュ終了後は特図2の残り保留1個の引き戻しゾーン「かなめバトル」に突入する。
かなめバトルは1変動で1/1.6を引けるかどうかというもので
引き戻しの期待度は
約63%(約1/1.6)
となる
ここで引き戻すことが出来れば再びヒステリアラッシュに突入する。
小当たりと時短100の謎
一言で言うと全く遊戯には影響しないものという認識でいいと思います。
時短100回
時短100回というのは
「時短100回到達」or「特図1の変動1回」
で終了するもので
1/1.006を100回かかって引けないわけもありませんし、そもそも特図1の変動時間が決まっている以上特図2が100回に到達するはずもありませんからね。
アリアAAでも100回縛りがありましたが、1/1.25を100回まで引けないなんてことなかったですよね?なので、気にする必要は全くないです。
小当たり
小当たりという以上、入賞口がオープンするので払い出しはあるであろうが、小当たりRUSHのように出玉面に大きく寄与するものではなく、特図1と特図2が同時変動する際に主動作している特図とは逆の特図の変動をリセットすることが主目的と思われる。
この変動のリセットによって、特図1と特図2の同時変動を可能にしているというのがこの謎に対する回答になる(?)と思われる。
PVと演出動画(公式)
●PV
●演出動画
演出動画を見ると、上の解説もさらにわかりやすいものになると思う。
演出面で一点残念なことといえば役物の動きがもっさりしていて今までの落下系の役物に比べて爽快感が薄そうなことくらいか。
まとめ
前作アリアAAではRUSH継続率に差を設ける形となったが、今作ではRUSHの出玉に差が設けられる形となった。
1/1.6を5回連続で引けなければRUSHに入ったのに340発で終了
という最悪なシナリオも用意されているが、
平均2,110発の出玉変動型ボーナスが約63%で継続する
という認識で打てば意外とすんなりと入っていけそうな感じもする。
ただ、通常からの35.8%の4通が非常に厳しい印象を残す。
これは実際に打ってみてもかなりきついものだと思われる。
となると、
ホールが設定⑥をバンバン投入してくれることに期待するしかないな(白目)
導入は5月20日~
全国の豚ども!!!財布に風穴あけにいくぞ!!!