【パチンコ】京都はなぜ日本一辛い地域と言われているのか?【規制区域】
「パチンコ、スロットで辛い/きつい地域はどこか?」
という話題が出たときに真っ先に名前が挙がる京都。
私はそんな日本一辛い地域といわれる京都で立ち回ってはや4年ほど経ちますが、
「実際京都ってなんで辛い地域だといわれているのか?」と聞かれたら、
はじめのうちは私も「誰かからそう聞いたから」と人並の答えをしていたと思います。
しかし、それは本当のところどんな理由で辛いのか答えることができているとは言えないわけです。
この記事ではなぜ京都が辛い地域といわれているのか京都住みの人間の目線から見てこの4年間でわかってきたことを書いていこうと思います。
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①パチ屋の数が圧倒的に少ない
ご存じの通り、京都は観光都市です。
パチンコ屋がそこかしこにあっては景観の妨げとなってしまいます。
なので、出店するにあたっては厳しい規制があり、新規出店の大きな足かせとなっています。
加えて、現在京都市下にあるパチンコ店の数は150程度。
ここからさらに、東京オリンピックに向けた観光開発の一環として取り組まれている京都駅周辺の再開発や四条周辺の区画整理、加えて業界の規制。
閉店に追い込まれる店舗も増えてきているのでさらに減ることになるでしょう。
これが何を意味するか?
そう、競争意識の低下です。
一人当たりのパチンコ店の数を考えてみると、他府県に比べてうんと少ない。ということは客を奪い合う必要がない。これが、転じて出玉を絞っても大丈夫だという意識を生んでいるんですね。
②大型資本が参入できない
これは前述した新規出店に対して厳しい規制があることも関係しているのですが、それ以上に京一グループ(松原興産)が京都を牛耳っていることとも大きく関係しています。
松原興産(京一グループ)の会長がマルハンの会長と仲がいいので、マルハンは京都市内に出店しないといった噂が出るなど、京一グループは全国チェーンの店舗にも睨みをきかせる力を持ったチェーンであるということが言えます。
そのため、京都には全国で展開しているチェーンというものがありません。マルハン、ダイナム、ガイア、Dステ、123。すべてないです。
加えて、結構多店舗を持っているチェーンでも発祥は機業店や機料店(織物や工作機材の店)が母体であったことから
資本力があまりないことも出玉を還元できない理由の一つ
だといえるでしょう。
③京一グループの営業方針がひどい
前項で触れた京一グループですが、京都で一番資本を持っているチェーンなので他のチェーンを引っ張る存在でなければいけないのですが、京一の営業方針がとにかくひどく、他のチェーンもそれに追随する形になっています。
どんな風にひどいかというと、
新台は大量導入するもののベタピン、釘はガン締め。イベントなども全く存在せず。
他店舗がちょっと煽ってイベントを演出すれば通報。と自店ががんばらないだけでは飽き足らず、他店の足まで引っ張るクズチェーン。
全国の方にわかるように言うとすれば
メガじゃない方のガイアと同じ方針
そんなところが京都イチの資本力を持っているのですから、他のチェーンにも期待はできませんよね。
④取材、来店が一切禁止に
※上の画像はジャンバリの取材サイト、京都だけ取材や来店がないのでクリックできない。
2年前の広告規制以降、京都は雑誌、Web媒体等の取材が一切禁止となりました。
それに合わせて、ライターなどの実践来店の禁止、特定の日や機種を煽るイベントの禁止(メールやLINE含む)、出玉を通路に別積みする等の出玉を強調した営業の禁止など、
あらゆる出玉関連の事項について規制を食らい店側ができることといえば旧イベント日に出玉を還元して集客を図ることのみとなってしまいました。
取材媒体にお金が流れなくて、その分還元してもらえるんだからいいじゃん!!!
と言われそうなところではありますが、
なぜか芸能人の来店だけは見逃され、ライターよりもさらにたっかい金を払って各店セクシー女優やらYouTuberやら年寄ウケする芸能人やらがこぞって来店。
出玉に還元されることなく、さらにひどい状況ができあがってしまいました。
⑤学生の街、KYOTO
京都大学を筆頭に、同志社、立命館、龍谷、京産、佛教など京都は大学だらけで、
住人の10人に1人は大学生ともいわれる学生の街
それが京都という街の観光以外のもうひとつの顔です。
大学生がやることと言えば、サークル、飲み会に続いてくるのが。。。
そう、パチンコですね。
若者の情報収集力はすごいです。仲間内ですぐに話が広まりますし、大学内で軍団を組むこともそう難しくないでしょう。
さて、ここまで言えばどういう状況になるかおわかりですね。
少し設定が入るような店があればすぐに大学生の軍団でいっぱいになります。
これが抽選で勝ち抜けない要因の一つとなっているわけです。
総括
京都がなぜ辛い地域と言われるか考察してきましたが、元々パチンコ店と親和性のない地域であるところに、さまざまな要素が加わりさらに厳しい状況を作り出しているということがいえます。
みなさん、京都に観光に来る機会があったとしても決して旅打ちなんてしようとは思わないでください。
京都のホールは観光客からも容赦なく巻き上げようと今か今かと待ち構えています。注意してください!!
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