【前倒し認定】消えたクソ台たちが続々と新台入替として再導入されている現状について
みなさんは最近になって全国のパチ屋で不可解な新台入替をしていることにお気づきでしょうか???
今回は例として、有名店「新宿アラジン」を挙げます。これは11/7の新台入替ですが、画像つきのパチンコの入替の横に小さく文字だけでスロットの入替が書かれていますね?
しかも、導入機種を見ると。。。
なんと、驚き!!!
ポセイドン 12台 ドーン!!!
バジⅢ 5台 ドーン!!
モンハン狂竜 5台 ドーン!
と今年のクソ台候補にも名を連ねる歴戦のクソ者どもが大量に導入されているではありませんか。
おっ!?設定入るのか???
と思ったそこのあなた!!!
パチ屋の思う壺ですよ。
この入替にはそんな意味はまったくありません。それに今回入替になった機種は一瞬で入替の対象となることでしょう。
では、この入替にはどんな意味があるのか?
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まず、来年の2月から6号機に移行することはご存知ですね?
しかし、6号機に移行するからといって5号機が一斉に撤去されるかといえばそうではありません。今の段階では「検定」か「認定」が残っている5号機は来年2月以降も継続して使用が可能です。
検定とは、設置から3年有効なお墨付き。(型式に対して許可を出すもの)
認定とは検定が切れる1~2ヶ月前くらいに申請し、もう3年ホールで営業することを許可しますという延長期間に対するお墨付き。
絆や凱旋は「認定」が残っているので認定を受けたホールであればあと2年ほどの設置は可能なんですね。この辺を理解せずに「来年でスロットも終わりだー」とか騒いでる人も多いのではないでしょうかね。
で、問題はここから。
「認定」は検定の残っている期間中に申請すれば前倒しで取得することができて、検査合格から3年間の使用が可能となる。
これを「前倒し認定」といいます。
この情報を基に先ほどの入替を見てみると、見え方が変わってくるんじゃないでしょうか?
そう、この入替は認定をもらうためだけの入替なんです
来年2月の規則改正後(6号機移行後)は5号機の認定申請は認められなくなります。なので、今はそれまでになんとか前倒し認定をもらうぞといった作業の本格化の真っ只中といったところですね。
当然、この流れは数値にも表れていて、前倒し認定を申請している機種は125万台にも上り、これは例年の認定台数の25倍にも上るそうです。
6号機に移行すればどんな機種が出てくるかわからない。であればある程度計算のたつ5号機を今のうちに認定してもらい、向こう3年使えるようにしておこう。
よっぽど頭の悪い経営者でない限り、前倒し認定を取得しておくのは当たり前。向こう3年の営業戦略を立てる上では必須事項であるといってもいいでしょう。
となると、
「じゃあ今のうちに全機種認定もらっておいた方がいいんじゃない?」
と考えるのは至極当然の考え。
ですが、この前倒し認定、良いことばかりじゃないんですよね。
検定機から認定機になると
①中古機としての売買が不可能に。。。
②同一都道府県内の同一チェーン店内での移動しかできなくなる
③メーカーによっては故障した時に部品を提供してくれない。。。
といった風にデメリットも目立ち、諸刃の刃なんですね。
さらに言うと、アナポやバジⅢのような現時点では稼動も見込めないような機種を再設置したところで売り上げに貢献してくれるとは到底思えません。認定費用だけでも莫大な金額がかかるのに、売り上げも落ちてしまう。
現時点でカツカツの状況のホールにとっては厳しい選択を迫られているわけです。
「ああなんてかわいそうなんだ。行政に振り回されて、厳しい状況に立たされてるホールを助けたい!!!」
と思った、そこのあなた!!!設定の入ってるわけもないアナポやバジⅢにお布施してあげてください。
みなさんのお金が業界を救う!?