【業界激震】パチンコに出玉規制!?どうなる?パチンコ業界【スロットも】
業界に激震が走った!!!
(こいつらいつも激震走ってんな…)
7月11日
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則案」
が警視庁のパブリックコメントに上がりました。
↑パブリックコメントのページはこちら
前々から噂は一人歩きしていましたが、いよいよ公式発表がきましたね。
ただ、まだパブリックコメントを募っている段階なので、これから意見を受け付けてそれに基づいて修正があるかもしれませんよ~ってところで、これで確定というわけではありませんが、ほぼ変更なしで進んでいくでしょう。
というわけで、今回はその変更内容について、私みたいな素人にはわからないことだらけですが、新旧対照表をもとにどのような変更点があったのかみていきたいと思います。
●1時間あたりの獲得数に対する規定
<現行>
一時間にわたり遊技球を連続して発射させた場合において獲得することができる遊技球の数が発射させた遊技球の数の三倍を超えることがある性能を有する遊技機
<改正>
一時間にわたり遊技球を連続して発射させた場合において獲得することができる遊技球の数が発射させた遊技球の数の二・二倍を超えることがあるか、又はその三分の一を下回ることがある性能を有する遊技機
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みなさん、お待ちかねの短期での下限規制が加わりましたよ!!!やったね!!!
とも、言ってられないほど厳しい内容。
型式試験においては、「1分間に100個を超える遊技球を発射することができるものでないこと」が定められているので、最大で打ち出せる玉数は1時間当たり6000個。
その、3倍を超える出玉(18000個)から2.2倍を超える出玉(13200個)に規制が強化されたということで、
24,000円使用のMAX72,000円回収できたところがMAX52,800円回収に変更となるわけです。ただ、今回から加えられた下限規制で1時間あたり、6000個の3分の1にあたる2000個(8,000円)の出玉を下回るものが規制対象となったので、1時間でのMAX負け額は16,000円に抑えられるというわけです。
●4時間あたりの獲得数に対する規定
今回の規制はパチンコの標準的な遊技時間(4時間)に客が得られるもうけの上限について、現行の十数万円から5万円を下回るよう出玉規制を強化する方針ということですのでここが今回の規制の肝ですね。
<現行>
現行では4時間あたりについての規定なし
<改正>
四時間にわたり遊技球を連続して発射させた場合において獲得することができる遊技球の数が発射させた遊技球の数の一・五倍を超えることがあるか、又はその五分の二を下回ることがある性能を有する遊技機
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1時間に最大で打ち出せる玉数6000個×4時間=24000個
その、1.5倍を超える出玉36000個(144,000円)がOUT
IN96,000円 OUT144,000円 +48,000円
しっかりと方針通りの結果となってますね。
また、下限については24000個の5分の2までですから9600個(38,400円)は出ないといけないということになりますね。
となると、4時間で負ける額の上限は
IN96,000円 OUT38,400円 -57,600円
負けすぎィ!!!!!
こんな下限規制あってないようなもんでしょ。。。
●10時間あたりの獲得数に対する規定
一番の問題点はここなんですけどね。。。
<現行>
十時間にわたり遊技球を連続して発射させた場合において獲得することができる遊技球の数が発射させた遊技球の数の二倍を超えることがあるか、又はその二分の一を下回ることがある性能を有する遊技機
<改正>
十時間にわたり遊技球を連続して発射させた場合において獲得することができる遊技球の数が発射させた遊技球の数の三分の四を超えることがあるか、又はその二分の一を下回ることがある性能を有する遊技機
ーーーーーーーーーーーーーーー
1時間に最大で打ち出せる玉数6000個×10時間=60000個
その、3分の4を超える出玉80000個(320,000円)がOUT
IN240,000円 OUT320,000円 +80,000円
なんと!!一日打っても最大で8万しか勝てません!!
今まではOUTの上限が120000個(480,000円)だったので最高24万勝ちが可能だったわけですが、それがたったの8万。。。
その代わりに下限が規制されるのかと思いきや今まで通りの2分の1はかわらず。
一日で最低30000個(120,000円)の出玉が得られ、最高で12万負けられるというわけです!!
出玉上限は規制されるのに、結局下限規制はかわらず。。。はぁ~あほらし
パチンコは完全終了しました\^o^/オワタ
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●1時間(400回)あたりの獲得数に対する規定
<現行>
四百回にわたり遊技を連続して行つた場合において獲得することができる遊技メダル等の数が使用した遊技メダル等の数の三倍を超えることがある性能を有する遊技機
<改正>
四百回にわたり遊技を連続して行つた場合において獲得することができる遊技メダル等の数が使用した遊技メダル等の数の二・二倍を超えることがあるか、又はその三分の一を下回ることがある性能を有する遊技機
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今回の規制はパチンコのみのことを言っているからスロットは大丈夫!!!とか言ってる人は間違ってますよ。
きちんとスロットについても書かれています。
一時間に投入するメダル数3枚×400G=1200枚
その、2.2倍なので2640枚(52,800円)がOUT
24,000円使用のMAX72,000円回収できたところがMAX52,800円回収に変更となるわけです。ただ、今回から加えられた下限規制で1時間あたり、1200枚の3分の1にあたる400枚(8,000円)の出玉を下回るものが規制対象となったので、1時間でのMAX負け額は16,000円に抑えられるというわけです。
結局、パチンコと同じですね。
●4時間あたりの獲得数に対する規定
パチンコの標準的な遊技時間(4時間)に客が得られるもうけの上限について、現行の十数万円から5万円を下回るよう出玉規制を強化する方針というタイトルでまとめニュースや共同通信などその他もろもろの情報サイトで流れているため、パチンコのみの規制と思われがちですが、スロットも同様です。
<現行>
現行では4時間あたりについての規定なし
<改正>
千六百回にわたり遊技を連続して行つた場合において獲得することができる遊技メダル等の数が使用した遊技メダル等の数の一・五倍を超えることがあるか、又はその五分の二を下回ることがある性能を有する遊技機
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4時間に投入するメダル数3枚×1600G=4800枚
その、1.5倍を超える出玉7200枚(144,000円)がOUT
IN96,000円 OUT144,000円 +48,000円
しっかりと方針通りの結果となってますね。これを見るとスロットも規制対象であることがはっきりとわかりますね。下限規制については前述(パチンコ)のとおりです。
●15時間あたりの獲得数に対する規定
パチンコと違うのはここからですね。
スロットの場合、回せるゲーム数が打つ人によって変わってくるのが肝。
6000G回した際の規定ですが、1時間400Gとすれば、15時間もかかってしまう回転数ですよね?
ただ、普通に回していれば600Gは回せるので、これが10時間に対する規制と考えてもよいでしょう。
<現行>
六千回にわたり遊技を連続して行つた場合において獲得することができる遊技メダル等の数が使用した遊技メダル等の数の一・五倍を超えることがある性能を有する遊技機
<改正>
六千回にわたり遊技を連続して行つた場合において獲得することができる遊技メダル等の数が使用した遊技メダル等の数の一・二六倍を超えることがあるか、又はその二分の一を下回ることがある性能を有する遊技機
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15時間に投入するメダル数3枚×6000G=18000枚
その、1.26倍を超える出メダル22680枚(453,600円)がOUT
IN360,000円 OUT453,600円 +93,600円
ん?パチンコより緩い!?
しかも、スロットには今まで設けられていなかった下限規制が加わりました。
ただ、IN枚数の2分の1ということは。。。獲得180,000円
最大で18万円も負けることができるわけです!!!
(ってそんな負ける奴いねえよ。。。)
ただ、今まで下は際限なく吸い込むことができた(怖すぎィ)わけで、下限規制ができたのはよかったのかもしれませんね。
パチンコに関しては16Rも規制がかかり、10Rまでしか認められないそうですが、出玉面でも規制があるようです。
<現行>
役物連続作動装置が設けられている遊技機にあつて八役物連続作動装置が設けられている遊技機にあっては、一回の役物連続作動装置の作動により獲得することができる遊技メダル等の数が遊技メダルにあっては四百八十枚を、遊技球にあつては二千四百個を、それぞれ超えることがある性能を有するものであること。
<改正>
役物連続作動装置が設けられている遊技機にあつて八役物連続作動装置が設けられている遊技機にあっては、一回の役物連続作動装置の作動により獲得することができる遊技メダル等の数が遊技メダルにあっては三百枚を、遊技球にあつては千五百個を、それぞれ超えることがある性能を有するものであること。
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これによって、パチンコでは一回の大当たりでの獲得数、スロットではリアルボーナスの出玉数に規制がかかります。
よって、パチンコでは、役物連続作動装置を用いない当たり、いわゆる小当たりを連続させる小当たりRUSHといったもので抜け道を探ることになります。(仕事人など)
そして、スロットでは主にAタイプが現在の仕様では規制対象となってしまいます。
ジャグラーなどは現在BIGが350枚の払い出し(312枚の獲得)ですが、これが300枚におさえられるとなると、最大で1枚がけ20G消化なので280枚の獲得が上限ということになってしまいます。
こうなってくると、今まで以上に確率を甘めに設定するしかないですね。Aタイプは全てクランキーのような感じになるんでしょうかね。
今回の規制内容がそのまま実施されるようなことがあれば、間違いなくパチンコ業界にとっては大打撃といえるでしょう。
ただ、スロットに関しては噂の段階で17500Gの試行で機械割110%に規制されるといわれていたところが業界の猛反発によって115%に変更するということが発表されたばかりで今回の規制内容は業界の反発は必至といった内容なのでどこまでK察側が譲歩するかというところが争点でしょうね。
ただ、今以上に出玉規制が行われるのは確実で、パチンコに関しては相当痛手を負う規制内容です。これによってすぐさまパチンコ終了!!とならないでしょうけど(そうするつもりなら換金の禁止を真っ先にやっている)縮小させようとしているのははっきりと見て取れますね。
2004年、パチンコの確率規制が1/500に緩和されたときのように今後規制緩和はあるのか???このまま規制強化の連続で崩壊へ突き進んでいくのかはわかりませんが、これからの動向に注目ですね。(とりあえず2020年までに存続しているかどうか…)