パチンコ業界の広告規制がどうしようもないレベルに…
みなさん、こんばんは。
京都でもついにp-worldのメールから
機種示唆、○○来店!、周年記念日、○は約束などといった表記が一斉に消えました。。。
以前から言われていた広告規制がついに現実としてわたしたちに襲い掛かってきたというわけです。
では、実際のメールとともにどのように変わってしまったのかみていきましょう。
5の日はいつも「ジャグラー煽り」をしていたK店。
この日は貯玉会員募集という画像とオープンの時間のみを記した簡素なもの。
機種煽りが本格的に取締りの対象となったことが見て取れます。
つづいて、毎日のように数機種挙げて、その中の1つか2つが当たりという営業をしてきたS店。
ついに、新台告知のみとなってしまいました。
機種煽りはダメで、新台告知はOKというのもよくわからない話なんですが、ここら辺はメーカー(販社)側との兼ね合いもあるんでしょう。
つづいて、わたしの家の近くにあるスロ専の広告をみてみます。
!?
来店告知は禁止じゃないの!?!?
規制前となんら変わらぬいつもの広告に安心感を覚えながらも、規制とはなんだったのか。。。と思わされました。
市内中心部ではいつもキャンギャルを呼んでいる店舗も告知をしなくなったのを見るに、ライター以外の来店もダメなんだなあと思っていたので驚きでしたが、ここら辺は所轄のさじ加減ひとつで変わってくるところなんですかねえ。
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さらに、大阪に目を移していくと。。。
!?
思っくそ機種煽りしてるじゃねえか!!!
さらに、●ハンにいたっては。。。
これが広告規制の結果。。。?
思いっきりジャグラー煽りしてますけど?
所轄のさじ加減?
さじ加減の差がでかすぎませんかね?もうさじ加減どころじゃなくボウル加減くらい違いますけど?
さて、各店の広告(メール)に目を通したところでもう一度2011年6月に警視庁が示した違反となりうる一例をみてみましょう。
1)入賞を容易にしたパチンコ台があるように思わせる表示
例:甘釘、特選台、天国調整、モーニングサービス、イブニングサービス、赤字覚悟の熱血週間など
(2)大当たりを象徴する数字を使用した表示
例:○つの誓い、○つの約束、○つの宣言、○つの力 など
(3)営業所の名称、地名、記念的行事、パチンコ台の名称等を掲げ、サービス強化を連想させる表示
例:○○○の日、○○○の月、○○○月間、○○○の年、○○○周年 など
(4)平常の営業でないことを示唆する表示
例:元気営業、全開営業、徹底強化、別格、○○○.DAS、○○○.DEL等
注:「.DAS(どっと出る)」「.DEL(どっと出す)」
(5)特定の日、特定の機種、題材となっている芸能人の来店告知などの表示
例:ぞろ目の数字や大当たりを象徴する数字など
○○日には特選スイーツ限定提供、リニューアルオープンから○日目、グランドオープンから○日目、新装開店から○日目、○日・○日・○日は混雑予想日、○○○○には特に愛を込めて徹底清掃しました、○月○日パチンココーナー従業員一同「揃って」お待ちしております、など
例:特定の機種
○○○○を大事にします、○○○○を重視します、○○○○は、ガバッ!!○○○○、大開!!など
例:特定の機種に関する催事
特定の機種に関する取材、特定機種の名称を冠したイベント、特定機種の題材となっている芸能人などの来店の告知など
(6)大当たり確率が高い設定のパチンコ台やタイムサービスを想像させる表示
例:ROCK、LOCK、朝一高確率スタート、○つの誓い、○つの約束、○つの宣言、○つの力、○大量投入、本日も「金」メダル!など
(7)賞品買取行為への関与をうかがわせる表示
例:○円交換、等価交換、高価交換、完全交換、闘火、好感度MAX、賞品買取所の所在地、特定の商品の買取価格の表示など
(8)お客さんが獲得した出玉の記録、それに付随する賞品買取所での買取価格など
例:出玉と賞品買取所における買取価格を併記したランキング表示
(9)パチンコ玉やメダルなどの獲得が容易であることをうかがわせる表示
例:大放出○万枚、万枚オーバー、玉箱を積み上げるディスプレイ、実際に獲得した玉箱の積み重ね、獲得した以上に見せかける、客が獲得した出玉数や目標数の営業所間の競争を表示する、大当たり確率の設定状況の営業所間の競争を表示する など
(10)風営法の遊技料金などの規制などに違反する行為が行われることを示す表示
例:大特価賞品、無料引換券、50%off景品チケット、○○無料サービス
(11)技量により差異が生じる余地をなくしていることをうかがわせる表示
例: ハンドル固定を助長する表示、目押しサービスを受けられるなどの表示
特に徹底して自主的に規制していたものとして、(1)(6)(11)がありますが、それ以外の広告に関しては度々見かけるものばかり。
その中でも(5)(9)は店としても集客の生命線とあって堂々と続けていましたが、今回の規制はかなりガチなようですね。
今まで玉積みしていた店舗でも台車を使わず地面に出玉を置いたり、出玉ランキングをデカデカと表示していた店舗でもその広告は外されていたり、かなり敏感になっている様子です。
京都ではこれ以上厳しくはしようがないでしょうが、全国的にも今後徐々に京都の規制状況がスタンダードになっていくのではないかと思います。
あぁ。。。(パチ業界)ついに終わったな。。。
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