【業界】 三店方式は賭博法違反との政府見解発表 【激震】
みなさん、こんにちは。
今さらですが、三店方式の違法性について政府が見解を示したという記事をネットニュースなどでよく見かけるようになったので取り上げておこうと思います。
なぜ、取り上げるのが遅くなったのかというと、
絶対に三店方式は消えないからです
にも関わらずパチンコは潰せと意味もわからず、ぎゃーぎゃー喚いてるネットユーザーは多いので、今回記事にするに至りました。
まず、この問題を語るに際して、外せないのが三店方式とは何か?という部分でしょう。
以前、風営法議連の会合において警視庁担当官が「パチンコで換金が行われているなど、まったく存じあげないことでございまして」と発言したことから、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
上のような図式が成立しており、
.・ホールは客の出玉を特殊景品と交換
・客は換金所で特殊景品を現金に換える
・景品買い取り業者が特殊景品を買い取りホールに卸す
この3つの業者が独立しており、関連性がないという体で運営されているので、警察は強く取り締まりはしてきませんでした。(まあ景品卸とか交換所が警察の天下り先ということもありますが)
なぜ、今になって、三店方式は違法だった!と騒がれるかに至ったかについては
9/20に消費者委員会が発表した「スマホゲームに関する消費者問題についての意見~注視すべき観点(案)~」に秘密が隠されているようです。
この中では、スマホゲームの普及による課金率の上昇、それに伴ってオンラインゲームに関する相談件数が増えていること。今後、消費者が安心して、利用できる適切な環境整備をしていきますよ~ということが記されているのですが、
これ(スマホゲームの問題)とどこが三店方式と関連するんや???
その関連する部分というのがこちら、
電子くじで得られたアイテム等を換金するシステムを事業者が提供しているような場合や利用者が換金を目的としてゲームを利用する場合は、「財産上の利益」に該当する可能性があり、ひいては賭博罪に該当する可能性が高くなる
利用者が換金を目的としてゲームを利用するのが賭博罪に引っかかる可能性があるよ~って文言ですね。スマホゲームでいうRMT(リアルマネートレーディング)のことを指しているのでしょう。レアなキャラやレアな装備をお金に交換する目的でゲームに課金するのが違法という解釈をしているということです。
この一文が、スマホゲームだけじゃなく、
三店方式にも適用できるやんけ!パチンコ終了!!やっほーい!!!
と解釈したネット民が大騒ぎしているわけですね。
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わたくし個人の見解となるのですが、三店方式は決して規制されることはないでしょう。パチンコの三店方式については今まで幾度となくつつかれてきたわけですが、それでもなくならなかった。
それはなぜか?
警察が甘い蜜を吸えるからにほかなりません
ここが、スマホゲームと大きく違うところです。スマホゲームの会社がどれだけ儲けたところで警察もいい思いできないのです。だから、今のうちに釘刺しとこうぜってことで今回動いたものと思われます。
三店方式はいままで言い逃れの連続でした。
今回、突かれたとしても、利用者は金地金がほしくてほしくてたまらず、それを得るために遊戯していたもので、換金の意思はなかった。ただ、金地金を得たところ、突然それが不要となり、たまたまそこにあった買い取り業者に売った。
とでも言えばもう言い逃れになるでしょう。金地金が「換金率の高い景品」だというのであれば、昔のように香水であったり、ライター石や万年筆を使えばいい。
要するに、パチンコ業界と警察はズブズブだから何を言われようと抜け道は用意してやるぞということですね。
ただ、カジノ法案も現実味を帯びてきた今、違法機の撤去問題もあり、徐々に締め付けは厳しくなっているのは事実です。ユニバーサルはそれを見越してかカジノ事業にも投資をはじめています。今後、パチンコ業界がどのように変わっていくのか、わたしにも予測はつきませんし、今後の見どころでもあります。
パチンコ業界。その終焉のそのときまで見守っていきたいと思います。