養分な俺がスロプを目指すブログ

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パチ屋店舗数、年内に10000店舗を割る勢いで減少

おはようございます。

今日はまじめに業界のお話しでもしようかなと思います。

 

 

まじめな話とは縁遠いわたくしではありますが、なぜ突然まじめなお話をしようかと思い立ったかというと、先日、何気なくp-worldを見ていると店舗数10114店舗と出ており、以前夏前頃に見たときは10300くらいあったのに。。。と危機感を覚えたからに他なりません。

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このままでは間違いなく年内にも10000店舗を切ることになるでしょう。現にp-worldで1か月以内に情報更新をしている店舗数は9900程度とすでに10000店舗を割っているのです。

 

 

わたくしの住む京都でも、今年に入って、同志社生(文系)に長年愛されてきた今出川フォーラム、四条河原町でパチンコ創成期から営業していた老舗ミカド、低貸にスタイルチェンジし営業していたいちえんや、京大生も通った百万遍モナコと挙げるとキリがないほど浮かんできます。

 

 

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では、なぜ、こんなにもパチンコ店の減少が進んでいるのか?

 

パチンコ店の店舗数の推移から検証してみましょう。

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パチンコ店は2000年頃、18000店舗を超え、ピークを迎えましたが、射幸性を煽るフィーバー機やAT機が社会問題となり、ホール数の減少の一因となりました。

 

その間、生き残りをかけ、小規模店舗はパチスロ専門店に移行するなどして、対策を講じてきましたが、その場しのぎの対策など長続きはしません。

 

しばらくすると、イベントを打つことも禁止、新台での客寄せのみが、ホールのできる唯一の手となり、新台を入れることのできない小規模店舗の経営はどんどん厳しくなり、さらに追い打ちをかけるように大型店舗の出店も重なり、小規模店舗は経営を続けることが困難な状況にあります。

 

 

そして、今年度さらなる試練がホールを襲うことになりました。。。

 

それは、

パチンコMAX機の撤去問題

です。

 

今まで、1/399の確率の台の設置が許されていましたが、年内でそういった台は撤去対象となり、これからは最大1/320の確率の台の設置しか許されません。

 

もし、撤去に従わなければ、今後メーカー側が台を売らないというペナルティを課すということで、新台導入という最後に残された希望をも奪ってしまうというのです。

 

 

現在稼働しているMAX機を撤去して、その空いた場所に新たな台を購入するとなるとホール側の負担も相当なものとなります。

 

 

この状況はガソリンスタンドのタンク更新問題(40年以上前のタンクの交換を義務付けたもので、タンクの交換には1000万円程度が必要となる)ともリンクする部分がありますね。

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ただでさえ減少傾向にあるパチンコ店の数は今後、さらに減少を続けることになるのか? 

ガソリンスタンドの問題をみるにさらなる下降線を描いていくのではないかと憂慮せざるを得ません。

 

 

現状大型店が増えることで、「出さない」店舗が淘汰されていくのだから良いことじゃないか?とのんびり構えている人もいるかもしれませんが、事はそれほど単純ではありません。

 

「出さない」のではなく「出せない」環境に追い込まれているのです。

 

 

要因はそれこそ、パチンコファン人口の減少、先ほど挙げた大型店化、MAX機問題、いろいろなことが重なってこうなっているのです。

 

 

パチンコ業界の行方はどうなるか、その最後のときまで、いちパチンコファンとして見届けたいと思います。